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骨取り魚のパイオニア

開発秘話と想い

第1章

日本人の魚食離れ

骨がなければ、もっと魚は愛される

図1/食用魚介類の1人1年当たり消費量の変化(純食料ベース)
食用魚介類の1人1年当たり消費量の変化のグラフ 出典:農林水産省「食用魚介類の1人1年当たり消費量の変化(純食料ベース)」

かつて日本人の食卓の中心にあった魚ですが、2001年以降、消費量は減少の一途をたどり、2010年を境に家庭での消費量は魚よりも肉が上回るようになりました(※図1)。

水産庁が実施した「食料・農業及び水産業に関する意識・意向調査」によると、魚を選ばなくなった主な理由として「骨を取るのが面倒」「ごみ処理が面倒」といった声が多く挙げられています(※図2)。

図2/魚料理を食べたり料理したりする事が嫌いな理由
魚料理を食べたり料理したりする事が嫌いな理由のグラフ 出典:農林水産省「魚料理を食べたり料理したりする事が嫌いな理由」
図3/魚介を購入する際の優先順位
魚介を購入する際の優先順位のグラフ 出典:農林水産省「魚介を購入する際の優先順位」

魚は栄養価が高く、日本の食文化を支えてきた大切な食材です。一方で、調理や後片付けの負担が、現代の生活スタイルの中で魚食離れを招いているのも事実です。

この課題に対し、私たちは「骨さえなければ、魚の魅力はもっと多くの人に届く」と考えました。魚を食べるハードルを下げることができれば、魚食文化の復興にもつながるはずだと。

水産加工の最前線を走り続けてきた飯田商店だからこそ、その課題に本気で向き合える。そうした想いから、「骨取り魚」の開発が始まったのです。

第2章

手間の向こうにある安心

骨がないから”価値”がある

「魚は手間がかかる」
そうしたお客様の声に真正面から向き合ったことが、飯田商店の骨取り魚開発の原点です。


2000年頃、私たちは日本でいち早く「骨取り魚」の開発に着手しました。試行錯誤を重ね、誰もが安心して食べられる骨取り魚を追い求めた結果、たどり着いたのは、職人による完全手作業の骨取り加工でした。

人の手で一本一本の骨を丁寧に取り除くことで、身崩れや食感を損なうことなく、魚本来の美味しさを保つことができます。この加工には、魚の構造を熟知した知識と、正確さとスピードを両立させる高い技術が欠かせません。

効率や生産性を優先すれば、機械や薬品を使った方法もあります。それでも私たちが手作業にこだわり続けるのは、「お客様が安心して、美味しく食べられるかどうか」を何よりも大切にしているからです。

想いを込めて、職人が一つひとつ丁寧に仕上げる。それが、飯田商店の骨取り魚です。

第3章

お客様満足度96%

暮らしの中に骨取り魚を

骨を気にせず、誰もが安心して食べられる「骨取り魚」は、忙しい現代の暮らしに寄り添う商品として、多くのご家庭に広がっています。

飯田商店の骨取り魚は、日本最大級の通販サイト「楽天市場」において、約3億点以上もある全商品の中から“年間総合ランキング1位”を獲得しました(2024年・2025年の2年連続)。レビュー数は5万件を超え、お客様満足度は約96%と非常に高く、多くのお客様から喜びの声をいただいています。

※満足度は2025年1月時点のレビュー(5段階評価)より算出

この実績は、「骨取り魚」という新しい価値を飯田商店が全国へ広げてきたことを示す、象徴的な成果です。骨取り魚は、もはや単なる加工品ではありません。

現代のライフスタイルに寄り添う、新しい水産加工品のかたちとして、暮らしの中で確かな価値を築いています。

第4章

日本の魚食を世界へ

魚の未来を骨から変える

骨取り魚の価値は、国内にとどまりません。世界には魚を食べる文化が数多くありますが、小骨の多さゆえに使いづらい魚種は意外と多いのです。

飯田商店では、塩漬けや味噌漬けだけでなく、骨取りフライや竜田揚げなど幅広い商品化に取り組みながら、海外展開も進めています。

魚食文化を「もっと自由に、もっと身近に。」そのために、“骨を取る”という技術で世界の食卓とつながっていく──それが、私たち飯田商店のめざす未来です。

よくあるご質問

骨取りの際に、骨を溶かす薬品などを使用していますか?
一切使用しておりません。飯田商店の骨取り魚は全て手作業で骨取りを行っています。
骨を取った後に癒着材などの添加物を使用していますか?
癒着剤・結着剤は使用しておりません。結着剤に頼らない分、高い技術力と手間が必要となりますが、魚本来の食感や自然な見た目を保ち、安心してお召し上がりいただくための大切な工程として続けています。
普通の骨の付いた魚と比べて何が良いのですか?
骨を気にせず安心して食べられ、下処理いらずで手軽に調理できるのが骨取り魚の魅力です。お子さまからご高齢の方までおいしく楽しめます。